この記事では、ØMIの経歴と、お金の面が気になる方に向けて昨年の推定年収、これまでの最高年収、そして今年の予想年収を分かりやすく解説していきます。
根拠は三代目 J SOUL BROTHERSのドーム規模のライブや音源リリース、ØMI名義の楽曲やツアーの展開、映像作品の発売、タイアップ露出などです。
具体的にはツアー動員規模や主要リリースの時期、配信の反響を手がかりに、収益構造を音源、ライブ、映像、広告や出版、事業の5つに分けて推定します。
最後に年ごとの推定年収を表とグラフで可視化し、読者が比較しやすい形で提示します。
ØMIの経歴
ØMI(登坂 広臣)は2010年にオーディションで選ばれ3代目 J SOUL BROTHERSのボーカルとしてデビューしました。
グループは「R.Y.U.S.E.I.」で日本レコード大賞を受賞し、国民的な人気を確立しました。
俳優としては映画『ホットロード』で新人俳優賞を受賞し、活動の幅を広げました。
2015年にはグループ初のドームツアー「BLUE PLANET」が実施され、多くの観客を集めました。
2017年からソロ活動を本格化し、2021年にソロ名義をØMIに変更、本人プロデュースのCDL entertainmentを始動。
近年はアルバム『ECHOES of DUALITY』とドームツアーを展開し、映像作品は今年3月にリリースされました。
今年はドームツアー「KINGDOM」を完走し、10月に15周年スタジアム公演を予定しています。
ØMIの昨年の推定年収(これまでの最高年収)は?
ドーム規模のツアー実施と複数の作品リリースがあったことから、約2億4,000万円であると考えられます。
なお、昨年がこれまでの最高年収と考えられます。
3代目JSBドームツアー配分の活動:1億2,000万円
11月から12月にかけて行われた公演は開催日数が限られていてもドームの動員力が大きく、物販と配信連動の効果も見込めます。
出演者の取り分は運営費を差し引いたうえで歩合と固定を組み合わせた想定です。
観客の購買行動は新作期に強まり単価上昇が起きるため、前年より高い寄与を見込みました。
音源と配信と映像の活動:5,000万円
アルバム発売に合わせたストリーミング再生とダウンロードの印税、さらに今年3月に発売されたツアー映像の先行予約や販売見込みを加味しました。
新譜期はカタログ曲も再生が伸びやすく、著作隣接権の分配も発生します。
映像はパッケージ単価が高く収益率が相対的に大きいことから、全体の2割超を担う想定としました
ソロ名義の楽曲とライブの活動:3,000万円
コラボ曲やデジタル単曲の配信収入、フェスやイベント出演の報酬を加算しました。
ソロはデジタル中心のため原価率が低く、総額ではグループに及ばなくても利益率は安定しやすいと考えられます。
ストアごとのレートや再生回数は非公開ですが、類似規模の国内アーティストの単曲ヒット時のロイヤルティを参考に、保守的に見積もりました。
広告と出版と事業の活動:4,000万円
企業タイアップや出演契約、写真集や書籍の印税、CDLのプロデュース収入などをまとめました。
広告案件は商品売上への波及効果に応じて季節変動があり、新作期は媒体露出が増えるため1件あたりの単価が上振れする傾向があります。
事業収入は固定に近いと仮定し、保守的な数字を置いて全体のバランスを取りました。
ØMIの今年の予想年収は?
ドームツアー「KINGDOM」の完走と15周年スタジアム公演の開催予定があることから、約2億6,000万円であると考えられます。
KINGDOMドームツアー配分の活動:1億3,000万円
5月から7月にかけて全国のドーム会場で公演が行われ、最終日は京セラドームでPPV配信も実施されました。
会場収入に加え配信の売上が見込めるため、メンバー配分を昨年よりわずかに上積みして設定しています。
プレミアム席の比率やチケット価格の改定、会場別の稼働率を加味して、チケットの売上構成を現実的な範囲に収めました。
15周年スタジアム公演の活動:5,000万円
10月のヤンマースタジアム長居での2日間公演は、ドームと同等かそれ以上の動員が見込める規模です。
屋外スタジアムは制作費が大きくなる一方で物販や特別グッズの販売が増え、周年ブランドの価値も相まって単価の上振れが期待できます。
記念品や映像化の前提を置かずに保守的に見積もっても、年間収益を押し上げる要因になると判断しました。
音源と配信と映像の活動:4,000万円
昨年のツアー映像作品が今年3月に発売されており、年内の音源や配信と合わせると安定的なロイヤルティが見込めます。
配信サービスは再生数に応じた分配のためブレはあるものの、周年期は露出が増えカタログ曲の回遊も生まれます。
新曲やコラボの展開が加われば上振れ余地がありますが、過度な楽観を避けて控えめに設定しました。
広告と出版と事業の活動:4,000万円
周年プロモーションに合わせた広告案件の増加、出版物の再流通、ØMIとしてのプロデュースワークを合算しました。
広告は新規と更新の2種類があり、どちらも露出量に依存するため、ツアー期と周年期の2つの波で需要が高まります。
事業は固定に近いと仮定し、期中の変動をならしました。
市場全体の広告費動向に左右されるリスクがあるため、レンジ内の上限に寄せず中央値に設定しています。
推定年収の表とグラフ
ØMIさんの年収グラフは、あくまでも推定年収なので、予めご了承ください。
おわりに
ØMIはグループとソロの両輪で存在感を高め、作品とライブの波を重ねるたびに収益ポテンシャルを広げてきました。
昨年はドーム開幕と新作発売が重なり、これまでで最も強い年になったと推定されます。
今年はドーム完走と15周年スタジアムでさらなる話題が見込め、年末の展開次第では上振れの余地もあります。
本記事の数値は推定ですが、活動のタイミングと規模から見た現実的なラインを意識しています。
更新があれば再計算し、より精度の高い見立てにアップデートしていきます。
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