この記事では、山下美月さんの経歴、昨年の推定年収、これまでの最高年収、そして今年の予想年収について、公開データと一般的な相場をもとにわかりやすく解説していきます。
昨年は2nd写真集『ヒロイン』の大ヒットやグループ卒業で話題を集め、テレビドラマやCM露出も目立ちました。
こうした露出増は収入面にも直結しやすく、写真集の印税やCM出演料、ドラマ出演料、雑誌の専属契約料などを積み上げる形で年収を推定します。
計算式と根拠を明示し、最後に年次の推定表と棒グラフで全体像を可視化します。
山下美月の経歴
プロフィール
項目 | 内容 |
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名前 | 山下 美月 |
生年月日 | 1999年7月26日 |
年齢 | 26歳(2025年9月時点) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 160cm |
血液型 | O型 |
趣味 | 未公表 |
特技 | 未公表 |
職業 | 俳優・モデル |
代表作 | 連続テレビ小説『舞いあがれ!』、ドラマ『弁護士ソドム』、ドラマ『Eye Love You』、写真集『忘れられない人』『ヒロイン』 |
事務所 | 乃木坂46合同会社 |
要点
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2016年:乃木坂46の3期生として加入。
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2018年:小学館『CanCam』専属モデルに決定(8月15日発表、同年8月23日発売号から登場)。
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2020年:1st写真集『忘れられない人』がオリコン週間BOOK総合1位、初週10.6万部。
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2022年:NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に主要キャストとして出演。
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2023年:テレビ東京『弁護士ソドム』にレギュラー出演。
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2024年:TBS『Eye Love You』に出演。2月17日に乃木坂46卒業を発表、5月に卒業コンサート。4月23日発売の2nd写真集『ヒロイン』が初週7万9,932部で週間1位、その後も「写真集」部門で2週連続1位。
昨年の推定年収(これまでの最高年収)は?
2nd写真集の初週約8万部と卒業需要による露出増、連ドラ出演などが重なった年などから、約8,000万円であると考えられます。
なお、昨年はこれまでの最高年収だと考えられます。
写真集:2,000万円〜3,200万円
昨年は2nd写真集『ヒロイン』(定価2,500円 税込)が発売直後から大きく伸び、オリコン週間BOOKランキングで初週7万9,932部を売り上げ、写真集部門で1位を獲得しました。
公開データとしては「初週実績」が中心ですが、卒業という出来事がもたらすメディア露出の増加、販売チャネルの拡大、重版や追い刷りの期待などを踏まえると、初週からの累計は大幅に伸びるのが一般的です。
ここでは安全側に見積もり、累計を12万部〜16万部の帯で仮置きします。
写真集の印税は一般に5〜10%(平均8%)とされる説明が出版関係者の解説記事に見られます。
これをもとに著者取り分の「印税=定価×印税率×実売部数」で計算します。
2,500円×8%×12万=2,400万円、2,500円×8%×16万=3,200万円。
税や経費、出版社との契約差もありますが、推定帯として2,000万円〜3,200万円とするのが妥当です。
〈推定の考え方〉
定価(計算素材):2,500円(小学館書誌)
印税率(計算素材):5%〜10%(平均8%)
昨年の想定累計部数(計算素材):12万部〜16万部(初週8万弱+卒業需要加味の保守的上積み)
〈計算結果〉
下限:2,500円×5%×120,000部=1,500万円
上限:2,500円×10%×160,000部=4,000万円
➡︎ 推定:2,000万円〜3,200万円(中央値約2,600万円)
(出典:オリコンニュース/小学館 書誌/写真集印税に関する解説)
CM:2,000万円〜4,000万円
昨年は卒業と同時に個人名義の露出が増え、広告起用でも需要が高まりました。
国内のCM出演料は公式に公表されませんが、キャスティング会社の相場解説では、有名俳優・女優クラスで1本1,000万円以上、主役級や人気女優で1本3,000万〜4,000万円が1つの目安とされています。
年間契約やクール契約、更新条項の有無で実勢は変動します。
ここでは慎重に、1〜2本起用があった場合を想定します。下限は1本1,000万円×事務所分配を差し引いた個人取り40%想定で400万円、2本で800万円となりますが、卒業年の注目度と出演作の話題性を加点し、個人取りで2,000万〜4,000万円の帯を採用します。
起用本数や使用期間が伸びるとこの帯はさらに上振れします。
〈推定の考え方〉
CM単価(計算素材):1,000万〜4,000万円/本(相場解説)
個人取り分配(計算素材):40%前後(相場解説)
昨年の想定本数(計算素材):1〜2本
〈計算結果〉
下限:1,000万円×1本×40%=400万円
上限:4,000万円×2本×40%=3,200万円
➡︎ 推定:2,000万円〜4,000万円(中央値約3,000万円)
(出典:ユウメイキャスティング/GOLDCAST 相場解説)
テレビ・配信ドラマ等:800万円〜1,600万円
昨年はTBS系『Eye Love You』に主要キャストとして出演しました。
ドラマ出演料の実勢は作品の枠やポジションで大きく変動しますが、キャスティング会社の資料では、連続ドラマの出演料は1クールあたり1,000万〜3,000万円といった説明がみられます。
これは制作サイドの総コストやパッケージ契約を含む概数で、個人取りは契約により変わります。
ここでは深夜〜プライム帯の間に位置する火曜ドラマ枠の話題性、昨年の注目度を踏まえつつ、作品全体の出演報酬帯から個人取り40〜60%で概算します。
1クール1,000万のケースで個人取り40%なら400万円、2,000万×40%で800万円。他の番宣や特番露出の手当を合わせ、800万〜1,600万円の帯としました。
〈推定の考え方〉
連ドラ報酬帯(計算素材):1クール1,000万〜3,000万円(相場解説)
個人取り分配(計算素材):40〜60%
昨年の連ドラ本数(計算素材):1本
〈計算結果〉
下限:1,000万円×40%=400万円に周辺手当加味で800万円
上限:2,000万円×40〜60%相当で1,600万円
➡︎ 推定:800万円〜1,600万円(中央値約1,200万円)
(出典:TBS『Eye Love You』公式/相場解説)
雑誌・専属モデル等:300万円〜800万円
専属モデルは毎月の専属契約料が月20万〜30万円程度とされる説明が複数の業界記事にあります。
撮影ごとのギャラやタイアップ、イベント出演などが積み上がるため、年間では数百万円〜1,000万円超に達する例もあります。
昨年は卒業需要で雑誌露出や特集も増えた年でしたから、専属契約料(概算年240万〜360万円)に表紙・特集・タイアップの追加収入を加えて、300万〜800万円を妥当帯とします。
〈推定の考え方〉
専属契約料(計算素材):月20万〜30万円
雑誌・広告タイアップ(計算素材):案件数×5万〜20万円×回数
〈計算結果〉
下限:20万円×12=240万円+軽微な撮影料で300万円程度
上限:30万円×12=360万円+タイアップ積み増しで800万円程度
➡︎ 推定:300万円〜800万円(中央値約500万円)
(出典:Office ENJIN/modelba/Job Q)
今年の予想年収は?
個人名義のCMと女優活動が中心に推移する年で、昨年ほどの写真集特需は一巡したことから、約6,000万円であると考えられます。
CMの収入:1,600万円〜3,200万円
昨年の大規模な露出で知名度がさらに定着したため、今年は継続更新型のCMが収入の柱になりやすいフェーズです。
CMの単価は前掲の相場解説を踏まえると1本1,000万〜4,000万円の幅が一般的に紹介されています。
昨年の勢いを引き継ぎつつ、今年は1〜2本の継続または新規があると仮定します。
個人取り40%を適用すると、1本で400万円、2本で最大3,200万円までの振れが想定できます。
昨年ほどの話題性プレミアムは薄れると見込み、中央値を2,400万円前後としました。
〈推定の考え方〉
CM単価:1,000万〜4,000万円/本
個人取り分配:40%
想定本数:1〜2本
〈計算結果〉
下限:1,000万円×1本×40%=400万円
上限:4,000万円×2本×40%=3,200万円
➡︎ 推定:1,600万円〜3,200万円(中央値約2,400万円)
(出典:ユウメイキャスティング/GOLDCAST 相場解説)
テレビ・配信ドラマ等:1,000万円〜2,000万円
今年は個人名義での女優活動が腰を据えて展開される段階です。
前掲の“1クール1,000万〜3,000万円”という制作側コスト帯を参照し、主要キャストまたは準主役クラスでの出演を想定すると、個人取り分は40〜60%程度に収れんします。
1クール作品を1本前提で、下限は個人取り400万円規模ですが、番宣・特番・スチール・地上波+配信のミックス露出などの周辺加点を合わせると1,000万〜2,000万円の帯が妥当と考えます。
〈推定の考え方〉
連ドラ報酬帯:1クール1,000万〜3,000万円
個人取り分配:40〜60%
本数:1本
〈計算結果〉
下限:1,000万円×40%+周辺加点=1,000万円
上限:2,000万円×50%相当+加点=2,000万円
➡︎ 推定:1,000万円〜2,000万円(中央値約1,500万円)
(出典:相場解説)
雑誌・モデル・イベント等:400万円〜900万円
専属モデル契約は月額20万〜30万円の説明が複数の業界記事にあり、年換算のベースは240万〜360万円程度になります。
ここに表紙、特集、タイアップ、イベント出演などの付帯収入を足し、400万〜900万円の帯と見ます。
今年は写真集の新規大型タイトルが想定されないため、前年のような大きな上振れは見込みませんが、露出の総量は安定的に推移する公算が高いです。
〈推定の考え方〉
専属契約料:月20万〜30万円
タイアップ・イベント:案件数×5万〜20万円×回数
〈計算結果〉
下限:20万円×12=240万円+付帯収入で400万円
上限:30万円×12=360万円+付帯収入で900万円
➡︎ 推定:400万円〜900万円(中央値約650万円)
推定年収の表とグラフ
山下美月さんの年収グラフは、あくまでも予想ですので、予めご理解ください。
おわりに
昨年は卒業と2nd写真集のヒットが重なり、山下美月さんの稼働は大きく跳ね上がりました。
テレビドラマやCMでの認知も広がり、今年は個人名義での活動を軸に安定成長へ移る局面です。
写真集のような単発の強いトピックは一巡しても、CM更新やドラマの主軸参加で収入は底堅く推移しやすいと見られます。
数字はあくまで公開情報と相場に基づく推定ですが、これまでの実績が示すとおり、露出が新たな露出を呼ぶ好循環に入っています。
今後の出演作や広告起用の発表にも引き続き注目です。
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※本記事の金額は公開情報や一般的な相場をもとにした推定です。正確な金額は公式発表を優先してください。
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