女優・前田敦子さんの歩みは、AKB48の絶対的エースから俳優へと進化し続ける物語です。
この記事では、まずプロフィールと代表作から近年の出演作までをわかりやすく整理。そのうえで、昨年の推定年収、これまでの最高年収、今年の予想年収を「テレビ」「映画」「CM/広告」「イベント・ファンクラブ等」の区分で具体的な金額と根拠つきで示します。
最後に、2005年のデビューから今年までの推定年収を年ごとに一覧化し、グラフも添えました。
読み終えるころには、数字で見る“前田敦子の現在地とこれから”が、スッと頭に入るはずです。
前田敦子の経歴
プロフィール表(縦項目)
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 前田敦子 |
生年月日 | 1991年7月10日 |
年齢 | 34歳(今年9月3日現在) |
出身地 | 千葉県市川市 |
身長 | 161cm |
血液型 | A型 |
趣味 | 釣り |
特技 | 細かい紙で鶴を折る |
職業 | 俳優・歌手 |
代表作 | 映画『もしドラ』(2011)/『もらとりあむタマ子』(2013)/『イニシエーション・ラブ』(2015)/『一月の声に歓びを刻め』(2024)/ドラマ『厨房のありす』(2024)ほか |
事務所 | Office MAEDA ATSUKO(個人会社・所属表記) |
略歴の要点
2005年AKB48加入、12月に劇場デビュー。
2009年・2011年の選抜総選挙で1位、2011年に主演映画『もしドラ』公開とソロデビュー、2012年にAKB48を卒業。
以降は俳優として映画やドラマで活躍。
昨年は映画『一月の声に歓びを刻め』『不死身ラヴァーズ』『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』、日テレ系『厨房のありす』に出演。
今年はフジ系『人事の人見』に主要キャストで参加し、花王「アタックZERO」CMやFC「A lot」リニューアルも話題に。
(出典:TBS / 映画.com / 映画『一月の声に歓びを刻め』オフィシャルサイト / ウィキペディア / Real Sound / FODプレミアム / オリコン / maedaatsuko.officialfc.jp / PR TIMES)
前田敦子の昨年の推定年収は?
映画やドラマの出演、広告とイベント露出から、昨年の推定年収は約7,000万円であると考えられます。
映画活動:1,500万円
昨年は『一月の声に歓びを刻め』にキャストとして参加し、『不死身ラヴァーズ』でも重要な役柄で出演しました。
国内配給の中規模映画で主演級以外の主要キャストが受け取る出演料は一般に数百万円規模と言われます。
ここでは1本あたり700万円前後をめやすに、映画2本合計で1,400万円、プロモーション対応や舞台挨拶など周辺業務を合わせて1,500万円と整理しました。
『一月の声に歓びを刻め』は公式サイトのクレジットに前田敦子さんの名前が確認でき、『不死身ラヴァーズ』は公開情報と主要キャスト欄に記載があります。
(出典:『一月の声に歓びを刻め』公式 / 『不死身ラヴァーズ』作品情報 / 劇場情報 / 映画『一月の声に歓びを刻め』オフィシャルサイト / 映画.com / 「映画館に行こう!」実行委員会)
テレビ出演:1,500万円
昨年は日本テレビ系『厨房のありす』に出演があり、今年放送のフジ系『人事の人見』の準備や露出も昨年後半から始まりました。
地上波連ドラのキャストの一般的な出演料は、トップ層で1話250万〜400万円、若手〜中堅で80万〜120万円とされます。
前田さんは主演ではない主要キャスト級の立ち位置が多いため、1話100万円を基準に全10話相当で1,000万円、情報番組や宣伝番組などの番宣出演を加算して1,500万円としました。
金額は相場資料からの推定であり、実際の契約は非公開です。
(出典:『厨房のありす』公式 / 相場解説 / 『人事の人見』FOD記事 / 日本テレビ / Trend Scope Plus!? / FOD)
CM・広告:3,000万円
昨年から今年にかけて、花王「アタックZERO」の新シリーズで前田敦子さんが登場しています。
CMの年間契約での相場は、人気女優クラスで2,000万〜5,000万円、一般的な有名俳優でも1本1,000万円以上が目安とされます。
昨年の段階では露出が始まり、今年に本格展開という流れのため、昨年は3,000万円相当と整理しました。
なお、今年3月の「推し活篇」公開は公式SNSやニュースまとめで確認できます。
(出典:CM相場解説 、投稿(前田敦子公式) / 制作会社の告知 / ユウメイキャスティング / X)
イベント・ファンクラブ関連:1,000万円
昨年もブランド発表会やファン向け施策につながる活動が続き、今年に入ってからはMYTREXの新CM発表会に登壇しています。
PRイベントの出演料は50万円〜がひとつの目安であり、知名度や拘束時間で上下します。
ファンクラブの会員イベントやグッズ販売は、件数や販売規模によって大きく変動しますが、昨年の準備段階の取り組みをふまえ、イベントやデジタルコンテンツで年間1,000万円程度と見ました。
(出典: PRイベント費の目安 / FANCLUB「A lot」公式 / mops-pr.net/ maedaatsuko.officialfc.jp)
前田敦子のこれまでの最高年収は?
AKB48在籍末期から卒業の動きが重なり、CMとメディア露出がピークだった2012年が最高と考えられ、約1億8,000万円と推定します。
CM・広告:1億2,000万円
2012年はNTTドコモ「応援学割2012」や江崎グリコ「アイスの実」など、複数の大型案件で中心的に登場していました。
女優のCMは1本1,000万〜4,000万円が一般的とされ、トップクラスではさらに上がります。
主要案件を3本と仮定し、1本4,000万円の年間使用相当で1億2,000万円としました。
AKB48の象徴的メンバーとしてテレビ露出が非常に多かった時期で、広告価値が高かったことが背景です。
(出典: WikipediaのCM欄 / CM相場資料 / 株式会社GOLD CAST / 2012年当時のCM特集誌面(CMNOWバックナンバー) / ウィキペディア / 芸能人キャスティングナビ / 雑誌/定期購読の予約はFujisan)
テレビ・音楽:2,000万円
2012年はAKB48の中心メンバーとして歌番組や特番への出演が集中しました。
連続ドラマの主演級ではなくても、番組出演の積み重ねや特番、音楽番組の出演料を合計すると一定の金額になります。
1本あたりの出演料はタレントの格で変わりますが、相場情報を基準に年間2,000万円と整理しました。
AKB48の活動に加え、卒業発表が社会的ニュースになり露出がさらに増えた年です。
(出典:卒業発表(2012年3月25日) / ドラマ・バラエティ相場解説 / ナタリー / Trend Scope Plus!?)
映画:2,000万円
映画は前年からの流れで出演機会が続き、2012年も映画関連の露出がありました。
主演作クラスのギャラは作品規模で幅がありますが、当時の知名度と公開規模をふまえ、映画関係で2,000万円と整理しています。
写真集やメイキング、舞台挨拶の関連収入もここに一部含めます。
(出典: ウィキペディア)
写真集・イベント等:2,000万円
2012年は卒業フォトブック『あっちゃん』がオリコン総合首位を獲得するなど、出版・イベントも大きな話題になりました。
写真集やフォトブックは印税や出演料が発生し、さらに記念イベントやトークショーが加わります。
出版売上のヒットと多数の露出を考慮して2,000万円と推定しました。
(出典: オリコンニュースWikipedia該当記述 / 広告市況年表/ ウィキペディア/ 電通)
前田敦子の今年の予想年収は?
今年は連ドラ出演と大型CM、ファンクラブの強化施策が重なるため、約1億2,000万円と予想します。
CM・広告:4,000万円
今年3月に花王「アタックZERO」新シリーズの「推し活篇」が公開され、前田敦子さんがメインどころの1人として登場しています。
相場情報では、主役級俳優の年間契約で2,000万〜5,000万円が目安とされます。
露出の規模と起用ポジションから、今年は4,000万円と予想しました。
なお、CMの契約額は非公開ですが、制作会社や公式の告知、X投稿で出演確認が可能です。
(出典:X投稿(前田敦子公式) / 制作会社の告知 / 相場解説 / 芸能キャスティングナビ / X (formerly Twitter)/ ユウメイキャスティング)
テレビ出演:1,000万円
今年4〜6月放送の『人事の人見』で主要キャストを務めました。
主演ではないため、相場の中堅クラスを基準に1話100万円×全10話=1,000万円としました。
ドラマ前後の番宣やインタビューも多く、話題性は高めです。
(出典URL: 『人事の人見』Wikipedia / FOD記事 / 相場解説 / FOD / Trend Scope Plus!?)
音楽・OG施策(AKB48関連):1,000万円
AKB48の66枚目シングル『Oh my pumpkin!』ではOG参加の施策やイベントが企画され、推し活コンテンツが拡大しています。
OGが関わる特典イベントやファンミーティングは出演料や交通・拘束費があり、宣伝効果につながる出演が続くと見られます。
今年は関連する露出で1,000万円と予想しました。
(出典: 公式ブログ告知 / 特典まとめ記事 / UNIVERSAL MUSIC JAPAN / アメーバブログ / itomomo.com)
イベント・ファンクラブ等:4,000万円
今年はファンクラブ「A lot」のリニューアルや公式アプリの展開、海外ファンツアー企画など、ファンビジネスを強化しています。
イベント出演の出演料は50万円〜が目安で、ブランド発表会の登壇やタイアップコンテンツも加わる見込みです。
MYTREXの新CM発表会登壇はオリコンほか複数媒体で報じられました。
ファンクラブ会費、限定グッズ、配信、オフラインイベントを合算し4,000万円と試算します。
(出典:FCリニューアルPR / FC公式 / MYTREX発表会(オリコン) / PR TIMES(発表会リリース) / PR TIMES / maedaatsuko.officialfc.jp / オリコン)
その他(企業アンバサダー等):2,000万円
企業アンバサダーとしての対談企画やタイアップ記事、講演に近い登壇も散見されます。
こうした案件は、1回あたり50万円以上が目安で、企画規模によってはさらに高額になります。
オンライン施策を含む年間複数回の実施を想定し2,000万円程度と見込みました。
(出典:PR TIMES(登壇・タイアップの事例) / 講演登壇の一般的相場感 / Speakers.jp(スピーカーズ))
推定年収の表とグラフ
前田敦子さんの年収グラフは、あくまでも予想ですので、予めご理解ください。
おわりに
AKB48の象徴だった前田敦子さんは、いまや映画や連ドラ、そしてCMやファンクラブ運営まで多方面で存在感を示しています。
昨年は映画3作と連ドラで俳優としての地力を再確認させ、今年はCM復帰とFC再始動、AKB20周年の動きが重なりました。
本記事の金額は公開情報と一般的な相場を基にした推定ですが、数字で俯瞰すると、活動の軸と波が立体的に見えてきます。
来年以降は出演作と広告の組み合わせ次第で、さらに大きく伸びる余地があるといえるでしょう。
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