この記事では、綾瀬はるかさんの歩みとお金の話を、むずかしい言い回しを使わずに説明します。
まず、昨年の推定年収、これまでの最高年収、今年の予想年収を数字で示し、その年の主な仕事をもとに、テレビや映画やCMなどの内訳をていねいに解説します。
最後に、2000年から現在までの推定年収を一覧にした表と、増え方の流れがひと目でわかるグラフをのせています。
綾瀬はるかの経歴
綾瀬はるかさんは広島県出身で、2000年に大きなオーディションで評価されて芸能界入りを決めます。
2004年の連続ドラマで一気に名前が広がり、2007年の主演ドラマで人気を強めました。
2009年の医療時代劇で幅広い世代に知られるようになり、2013年にはNHKの大河ドラマで主演をつとめて国民的な女優としての立場を確かなものにしました。
その後も連ドラや映画で主役が続き、CMでも長く起用されることが多いのが強みです。
2021年のサスペンス主演や2022年の月9主演、2023年の主演映画など話題作が続き、今年もNHKドラマ主演が予定されており、活躍は今も続いています。
綾瀬はるかの昨年の推定年収は?
テレビとCMの稼働が安定し、映画やイベントなどもふくめて1年を通してバランスよく仕事をしていたことから、約2億6,000万円であると考えられます。
テレビ出演:3,000万円
昨年は連続ドラマの長期主演は少なめでしたが、特番や単発の企画、配信番組の出演、作品の宣伝でのトーク出演などで、テレビで目にする機会が安定して続きました。
週に何度も同じ番組に出る形ではなくても、1つ1つの出演の単価が高く、積み上げるとしっかりした金額になります。
番組の宣伝や記者会見もふくめて露出の機会が途切れず、年間を通して一定のペースで仕事がありました。
これらをまとめて、テレビ出演分はこの金額としました。
映画出演:2,000万円
昨年は大きな新作公開が少なめでしたが、前に公開された映画の話題が引き続き取り上げられ、舞台挨拶や映画イベント、特集インタビューなどに出る機会がありました。
映画の出演料そのものはテレビに比べて比率が小さくても、宣伝や関連イベントの対価を合わせると意味のある金額になります。
映画館での挨拶や配信サービスの特集番組なども足し合わせ、映画領域の実入りとしてこの金額を見込みました。
CM出演:1億8,000万円
長く続くブランドの契約がいくつもあり、年間の保証額が収入の中心になりました。
テレビCMだけでなく、ウェブ動画や店頭で使う写真やポスターなどの素材制作もふくめた契約が多く、追加の撮影や新しいバージョンの素材づくりもありました。
知名度が高く信頼感のあるイメージが広告主に評価され、起用社数と単価の両方が安定しています。
年間を通して広告の露出も上位だったため、この金額をCMの取り分としました。
版権やイベントやナレーションなど:3,000万円
雑誌やウェブの記事での写真の使用、書籍や特集の出演料、企業イベントや配信でのトーク出演、ブランドの発表会のゲストなど、短い時間で高い単価がつく仕事がまとまってあります。
案件の数はとても多いわけではありませんが、1つ1つの価値が高く、年間の収入を支える安定した柱になっています。
テレビやCMの露出によって声がかかることも多く、前年から大きく落ち込むことはありませんでした。
綾瀬はるかの最高年収は?
テレビの主演作が社会的に大きな話題になり、CMの契約がいちばん多く強かった年が頂点です。
「2018年」は特に勢いがあり、約3億2,000万円であると考えられます。
テレビ出演:5,000万円
主演ドラマが高い視聴率と話題を生み、1話あたりの単価と話数の合計が大きく伸びました。
関連の特番や記者会見、宣伝のための生出演なども加わり、テレビまわりの収入がいつもより明らかに増加。
再放送や配信での注目も重なり、テレビ領域の価値がさらに高まりました。
結果として、テレビ出演の取り分はこの金額を計上しています。
映画出演:1,000万円
映画の公開規模は中から大のクラスで、完成披露や舞台あいさつ、インタビューなど、映画まわりのイベントや取材が続きました。
映画単体での収入はテレビやCMに比べて比率が小さいものの、映画が話題になることで広告の評価が上がり、CMの契約にも良い影響が出ました。
映画領域の実入りとして、この金額を計上しています。
CM出演:2億4,000万円
この年はいくつもの企業と大きなキャンペーンを組み、テレビとウェブと店頭をまとめたセット契約が重なりました。
新規の起用と継続の起用の両方があり、撮影日数や素材の本数が増えて、年間保証の合計がとても大きくなりました。
CMが年収全体を強く引っぱった年で、ここが最高年になった1番の理由です。
版権やイベントやナレーションなど:2,000万円
雑誌や書籍の特集、公式アンバサダー的な活動、企業イベントのトーク、ナレーションなど、質の高いスポットの仕事がまとまりました。
テレビとCMでの話題が後押しとなり、1つ1つの単価も上がりました。
綾瀬はるかの今年の予想年収は?
NHKのドラマで主演をつとめる予定があり、継続しているCM契約も安定していることから、約2億8,000万円であると考えられます。
テレビ出演:4,000万円
NHKのドラマ主演は作品の信頼性が高く、関連の広報やインタビュー、番組外での特集も増えやすいのが特徴です。
全6回の構成でも主演単価は高く、作品に関する露出がまとまって続くため、年間の収入への影響ははっきりしています。
配信での再視聴も見こまれ、テレビ領域の取り分はこの金額を見込みます。
映画出演:1,000万円
今年は大規模な新作公開は多くない想定ですが、既存の企画や関連イベントの出演があり、映画まわりの実入りは一定の水準を保つと見ます。
宣伝の場や取材の場に呼ばれる機会があり、映画領域としてこの金額を見込みます。
CM出演:2億1,000万円
長く続くブランドとの更新が基本になり、追加の撮影やウェブ動画の制作、店頭で使う素材の更新などを含めた契約が想定されます。
NHK主演で信頼感がさらに高まり、生活に身近な企業との相性も良いため、社数と単価は堅調に推移すると読みます。
結果として、この金額をCMの取り分として予測します。
版権やイベントやナレーションなど:2,000万円
企業の発表会や表彰イベントのゲスト、配信の特別番組、カンファレンスでのトークなど、短い時間で価値の高い仕事が見込まれます。
NHK主演に合わせた広報の動きも増えるため、前年より少し増える計算です。
推定年収の表とグラフ
綾瀬はるかさんの年収グラフは、あくまでも推定年収なので、予めご了承ください。
おわりに
数字で見ると、綾瀬はるかさんは2010年代後半に大きな山があり、今も高いレベルで安定しています。
CMで長く頼られる存在であり、連ドラや映画で主役を続けられることが、年収の土台になっています。
年ごとの仕事量や広告の動きで上下はありますが、グラフを見てもわかる通り、大きく落ち込まずに保てているのが強さです。
今年はNHK主演の追い風があり、今後も良いニュースが続く可能性が高いでしょう。
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