この記事では、お笑い芸人としてだけでなく、MCやタレントとして日本のエンターテイメント界を牽引する有吉弘行さんの波乱に満ちた経歴を深掘りし、彼の年収がどのように推移してきたのかを詳細に解説していきます。
特に、猿岩石としてのブレイク期、仕事が激減した「冬の時代」、そして毒舌キャラによる再ブレイクから現在のトップタレントとしての地位確立に至るまでの経済的側面を、具体的な数字と活動内容を交えながら分析します。
有吉弘行の経歴
有吉弘行は1994年に「猿岩石」を結成し、1996年の日本テレビ系『進め! 電波少年』のヒッチハイク企画で大ブレイク。
CD「白い雲のように」のミリオンセラーや書籍『猿岩石日記』のヒットで絶頂期を迎えましたが、人気は急降下し2004年にコンビを解散しました。
その後は「冬の時代」を迎え、月収が激減する苦しい時期を経験。
しかし、2007年『アメトーーク!』での「あだ名芸」をきっかけに「毒舌キャラ」として再ブレイクを果たし 、レギュラー番組が急増しました。
2011年以降は「櫻井・有吉 THE夜会」「有吉ゼミ」「有吉の壁」など多数の冠番組でMCを務め、テレビ出演本数ランキングで上位を独占。
CM出演も多数こなし 、2023年、2024年にはNHK紅白歌合戦の司会を務めるなど 、日本のトップタレントとしての地位を確固たるものにしています。
有吉弘行の昨年の年収は?
有吉弘行さんの昨年の推定年収は、テレビ出演、ラジオ、CM、そして紅白歌合戦の司会といった多岐にわたる活動から、約6億5,406万円であると考えられます。
なお、昨年の年収がこれまでの最高年収と予想されます。
テレビ出演: 4億8,000万円
昨年も有吉弘行さんは「櫻井・有吉 THE夜会」「有吉ゼミ」「有吉の壁」「有吉くんの正直さんぽ」「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」など、多数の冠番組でMCを務め、日本のテレビ界を牽引し続けました。
テレビ出演本数ランキングでは、昨年の時点で372番組で16位に位置しており、依然として高い露出を維持しています。
ゴールデン帯のMCギャラは1本あたり80万円から100万円とされており 、これらのレギュラー番組からの収入が彼の年収の大部分を占めています。
ラジオ出演: 600万円
JFN系列で放送されている長寿番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」は昨年も継続し、安定した収入源となりました。
ラジオはテレビとは異なるパーソナルな魅力でファンを惹きつけ、彼の多角的な活動を支えています。
CM出演: 1億6,800万円
昨年も有吉弘行さんは「めちゃコミック」「日本コカ・コーラ」「ニベアメン」「ウイングアーク1st」「トレイダーズ証券」など、大手企業のCMに多数出演しました。
CM契約料は1本5000万円という報道もあり 、複数本のCM契約が彼の年収を大きく押し上げています。
イベント/その他: 6万円
昨年末には、NHK紅白歌合戦の司会という大役を2年連続で務めました。
紅白の司会ギャラは拘束時間や手間を考えると割安とされるものの、その名誉的価値と国民的認知度への貢献は計り知れません。
有吉弘行の今年の予想年収は?
有吉弘行さんの今年の予想年収は、現在の活動状況と今後の予定から、約6億9,606万円であると考えられます。
テレビ出演: 5億1,000万円
今年も有吉弘行さんは、現在レギュラー出演している「櫻井・有吉 THE夜会」「有吉ゼミ」「有吉の壁」「有吉くんの正直さんぽ」「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」などの冠番組で引き続きMCを務めることが予測されます。
特に「有吉の壁」は今年も撮影が予定されており、安定した高視聴率を維持していることから、彼のテレビ出演からの収入は引き続き高水準を保つでしょう。
また、今年1月1日にはフジテレビ系特番「プライベートジェットで日本韓国大移動 有吉弘行の芸能人激推しグルメ爆食ツアー!」が放送予定であり、特番出演も収入に貢献します。
ラジオ出演: 600万円
長年続くJFN系列のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」は、今年も継続して放送されることが確実視されており 、安定した収入源として彼の活動を支え続けるでしょう。
CM出演: 1億8,000万円
昨年も多数のCMに出演していることから、今年も引き続き大手企業のCMに起用されることが予測されます。
彼の高い好感度と幅広い層への訴求力はCM業界で高く評価されており、複数本のCM契約が継続することで、CM収入はさらに増加する可能性があります。
CM契約料は1本あたり3000万円から5000万円とされており 、これが彼の年収を大きく押し上げる要因となります。
イベント/その他: 6万円
今年末にも、NHK紅白歌合戦の司会を継続して務める可能性が高いと予測されます。
国民的番組の司会という大役は、直接的なギャラ以上に、彼の国民的タレントとしての地位を確固たるものにし、今後の活動にも良い影響を与えるでしょう。
推定年収の表とグラフ
有吉弘行さんの推定年収の推移を以下の表にまとめました。
推定年収の表とグラフは、あくまでも推定年収なので、予めご了承ください。
おわりに
有吉弘行さんのキャリアは、まさに「V字回復」という言葉がふさわしい劇的な変遷を遂げてきました。
猿岩石時代の絶頂から「冬の時代」の苦難、そして毒舌キャラによる再ブレイクを経て、現在のトップタレントとしての地位を確立するまでの道のりは、芸能界の厳しさと同時に、彼の類まれな才能と努力、そして変化への適応能力を物語っています。
特に、人気絶頂期に堅実に貯蓄したことが、低迷期を乗り越える大きな支えとなった事実は、不安定な芸能界における財務戦略の重要性を示唆しています。
今後も彼の活躍から目が離せません。
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