この記事では、お笑いコンビ見取り図のリリーの経歴と年収について、昨年の推定年収、これまでの最高年収、そして今年の予想年収までをわかりやすく解説します。
テレビ朝日の冠番組「見取り図じゃん」や読売テレビの新レギュラー「見取り図の間取り図ミステリー」、TBSの朝の情報番組「ラヴィット!」、TBSラジオ「スタンド・バイ・見取り図」など、露出の土台となるレギュラー番組の有無は年収の見立てに直結します。
また、絵本『ももからうまれたおにたろう』の印税、YouTubeの再生収益、劇場やイベントの出演料など、複数の収入源を丁寧に積み上げたうえで、金額は“推定”として提示します。
最新の公式情報や番組サイトを根拠に、数字と理由をそろえてお届けします。
リリーの経歴
基本プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | リリー(本名:清水将企) |
生年月日 | 1984年6月2日 |
年齢 | 41歳(2025年9月時点) |
出身地 | 岡山県和気郡 |
身長 | 177cm |
血液型 | O型 |
趣味 | 料理、水泳、サッカー、美術館巡り、MARVEL、酒 |
特技 | デザイン、即興似顔絵、信じ抜くこと |
職業 | 芸人(見取り図のボケ) |
代表作 | 見取り図じゃん/見取り図の間取り図ミステリー/ラヴィット!/絵本『ももからうまれたおにたろう』 |
事務所 | 吉本興業 |
上記の生年月日、身長、血液型、趣味、特技、NSC29期などの基礎情報は吉本興業の公式プロフィールを根拠にしています。
代表作の番組名は、各番組の公式ページやWikipediaの番組項目を参照しました。
絵本は版元とニュースリリースで確認しています。
(出典:吉本興業 / テレビ朝日 / TBS / ウィキペディア / サンマーク / ねとらぼ)
リリーの昨年の推定年収は?
昨年の活動実績や露出状況、レギュラー番組の本数、劇場やイベントの稼働、書籍の印税、YouTubeの再生実績から、約7,500万円であると考えられます。
テレビ出演:4,000万円
昨年はTBSの朝番組で水曜の顔として毎週出演し、テレビ朝日の冠番組も毎週放送が続きました。
仮に朝の情報番組が年間およそ40回から50回、深夜の冠が年間およそ40回から50回とします。出演料を1回あたり30万円から40万円と置くと、朝の帯で1,200万円から2,000万円、冠で1,200万円から2,000万円程度になります。
これに特番やゲスト回を20回ほど加え、1回20万円から30万円で400万円から600万円を積み上げると、テレビ出演分はおよそ4,000万円に届きます。
番組の継続掲載が公式サイトで確認できるため、安定的に積算できると判断しました。
ラジオ・配信:300万円
TBSラジオの自社番組は毎週放送です。
公開情報から放送枠が継続していることが分かるため、年間およそ50回とし、1回あたり6万円前後で計算すると300万円前後になります。
深夜帯の収録は時間あたりの単価が大きく跳ねにくい一方、番宣やイベント連動で回数が確保されるため、堅実に積み上げられると考えました。
(出典URL: TBSラジオ「スタンド・バイ・見取り図」)
YouTube・デジタル:600万円
公式チャンネルは定期的に更新されています。
広告収入は再生回数と単価で決まりますが、ここでは月あたり40万円から60万円程度の目安で12か月分を想定しました。
再生が伸びる月と落ち着く月があるため、ならして年間600万円前後に着地すると見立てています。
案件動画や生配信が加わればさらに上積みが見込めますが、ここでは保守的に見ています。
(出典URL:見取り図ディスカバリーチャンネル)
書籍・印税:200万円
絵本『ももからうまれたおにたろう』は定価1,650円です。
印税率1割と仮定すると1冊あたり165円が作者の取り分になります。
昨年1年で仮に1万2,000部ほど売れたと置くと約198万円となり、200万円程度の収入が見込めます。
作品は新人賞で入賞しており、昨年も書店やSNSでの露出が続いたことから、一定の売れ行きが続いたと考えられます。
(出典URL:サンマーク出版 特設ページ)
ライブ・劇場:800万円
劇場や単発ライブは回数と単価の差が大きいため、昨年は月に5本から8本、年間70本から100本程度の稼働を想定しました。
1本あたり8万円前後で個人取り分を計算すると、合計で800万円前後となります。
テレビやラジオの合間に全国の劇場やイベントに出演していること、M-1決勝経験のある実力派としての需要が安定していることから、この水準は妥当と判断しました。
(出典URL:M-1グランプリ 公式サイト)
イベントMC・営業:1,100万円
企業ステージ、学園祭、配信イベントなどの案件を合計20本前後と仮定し、1件あたり50万円から60万円程度の取り分で計算すると1,000万円から1,200万円に達します。
昨年はテレビ露出が安定していたため、企業や学校からの依頼が継続していたとみられます。
イベントは告知媒体やSNSでの拡散効果もあり、出演価値が上がりやすいのが特徴です。
CM・タイアップ:500万円
大型の全国CMが多数あったという報道は確認できませんでしたが、企業タイアップ動画やキャンペーン出演がある場合はまとまった金額になります。
仮に5件前後で1件あたり80万円から120万円の取り分とすると、合計でおよそ500万円です。
テレビとYouTubeの露出があるタレントは企画連動の依頼が続きやすく、昨年も一定の水準を保ったと考えられます。
(出典URL:YouTube公式)
リリーのこれまでの最高年収は?
2021年のことから、約7,800万円であると考えられます。
根拠は、M-1 3年連続決勝進出で全国的な知名度が最大化した直後で、情報番組の露出が強く、ゲスト出演や営業の依頼も厚かった年だったためです。
テレビ出演:4,400万円
2021年は朝の帯番組に定着し、改編期の特番や大型バラエティのゲスト枠も増えました。
朝の帯を40回から50回、1回30万円から40万円で1,200万円から2,000万円、加えて各局のゲストや特番を50回前後、1回30万円から40万円で1,500万円から2,000万円と見積もります。
さらに年末年始の特番シーズンでの上積みを300万円から500万円とすると、テレビだけで4,400万円前後に到達します。
朝の帯の継続は公式サイトに記載があり、周辺の露出増はM-1での実績から説明できます。
(出典URL:TBS「ラヴィット!」 / M-1グランプリ 公式サイト)
ラジオ・配信:300万円
番組立ち上げ期は公開収録や番宣連動が入りやすく、回数が増える傾向があります。
週1で50回前後、1回あたり6万円で300万円前後と見ています。
継続放送が確認できるため、数字の積み上げがしやすい年でした。
(出典URL:TBSラジオ「スタンド・バイ・見取り図」)
YouTube・デジタル:500万円
M-1の話題性でチャンネル登録や再生が伸びやすい時期でした。
月30万円から50万円の広告収入目安で12か月分として360十万円から600万円、案件動画を数本加えて500万円程度の着地と見ました。
公式チャンネルの活動は公開ページで確認できます。
(出典URL:見取り図ディスカバリーチャンネル)
ライブ・劇場:900万円
テレビ出演が増えた年でも劇場の出演は一定数維持されます。
1本あたり10万円前後で90本ほどの稼働があると900万円程度になります。
M-1の勢いで動員が伸びやすい時期だったことも加味しました。
(出典URL:M-1公式 決勝リポート)
イベントMC・営業:1,400万円
企業や自治体のステージ、学園祭シーズンの依頼が集中します。
25本前後を1件あたり50万円から70万円で見積もると、1,250万円から1,750万円の範囲となり、テレビの露出強化と相まって1,400万円程度の水準は十分に説明できます。
M-1の実績が営業の強さにつながるケースは一般的です。
(出典URL:M-1公式 決勝リポート)
CM・タイアップ:300万円
純粋な全国CMが少なくとも、キャンペーン動画や番組連動の出演で積み上げが見込めます。
3件から5件を1件あたり50万円から100万円と置けば、300万円程度の計算になります。
露出の波と合致するため、この水準は無理がありません。
(出典URL:TBS「ラヴィット!」)
リリーの今年の予想年収は?
新レギュラーの追加などのことから、約8,800万円であると考えられます。
7月開始の読売テレビ系「見取り図の間取り図ミステリー」が毎週木曜よる10時でレギュラー放送となり、既存のテレビ朝日冠とTBS朝帯に上積みが出ます。
テレビ出演:5,200万円
今年は新レギュラーが7月から始まり、年内25回前後が見込めます。1回あたり30万円から40万円で750万円から1,000万円。
ここにテレビ朝日の冠を年間40回から50回で1,200万円から2,000万円、TBSの朝帯を年間40回から50回で1,200万円から2,000万円と積み上げます。
さらに改編期や年末年始の特番を10回ほど加え、1回25万円から35万円で250万円から350万円を見込みます。
合計はおよそ5,200万円に到達します。
新レギュラー開始は公式やニュースで確認できます。
(出典URL:読売テレビ公式 / Fany Magazine / TBS「ラヴィット / テレビ朝日「見取り図じゃん」)
ラジオ・配信:350万円
番組は継続中です。
公開収録やイベント連動を数回見込み、通常回50回に加えて特別回を2回から3回とします。
1回あたり6万円から7万円で、合計330万円から370万円に収まります。
増加分は新レギュラーの話題化に伴う露出効果を想定しています。
(出典URL:TBSラジオ「スタンド・バイ・見取り図」)
YouTube・デジタル:700万円
新レギュラーで名前を目にする機会が増えると、関連動画の再生が上がりやすくなります。
月50万円から70万円の広告収入目安を12か月分で計算し、案件動画を数本加えると700万円程度が見込めます。
公式チャンネルの活動は動画一覧で確認できます。
(出典URL:見取り図ディスカバリーチャンネル)
書籍・印税:150万円
絵本は刊行から時間がたっても売れ続ける場合があります。
定価1,650円、印税率1割で1冊165円とすると、今年1万部弱で150万円ほどです。
新レギュラーで露出が増えることが、関連本の売れ行きに小さな追い風になると見ています。
(出典URL:サンマーク出版 特設ページ)
ライブ・劇場:900万円
テレビの仕事が増えても、劇場や単発ライブは継続します。
1本10万円前後で90本程度と置けば900万円です。
テレビでの露出が増えるとトークイベントやネタの主催公演が組みやすくなり、稼働が安定します。
(参考出典:読売テレビ公式)
イベントMC・営業:1,200万円
新レギュラーにより企業のステージや学園祭からの依頼が増えると想定します。
20本前後を1件50万円から70万円で積み上げ、1,200万円程度の見込みです。
番組の広報やニュースリリースにより話題性が高まっているため、依頼の増加は不自然ではありません。
(出典URL:FANYマガジン レギュラー化告知 / FANYマガジン 初回情報)
CM・タイアップ:300万円
純CMの大型契約が無い場合でも、キャンペーン動画や番組連動の短尺企画でまとまった金額になります。
3件ほどを1件100万円前後と置き、合計300万円としました。
テレビとYouTubeの接点が増える今年は、広告連動の企画が組まれやすい環境にあります。
(出典URL:番組公式一覧 TBS「ラヴィット!」 / 読売テレビ公式)
推定年収の表とグラフ
リリーさんの年収グラフは、あくまでも予想ですので、予めご理解ください。
おわりに
リリーの年収は、テレビやラジオのレギュラーが安定していること、YouTubeやイベントの稼働が継続していること、そして絵本の印税がロングテールで残っていることから、昨年は中堅上位の水準に着地したと考えられます。
今年は新レギュラーの追加で、テレビ領域の積み上げが進み、合計では過去最高を更新する見込みです。
ここで示した金額はあくまで公開情報に基づく推定であり、個別契約や事務所配分によって前後します。
とはいえ、土台の本数が揺らがない限り、大きく崩れるリスクは低く、安定成長が期待できます。
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